在宅ナースインタビュー

健康相談のお仕事をしている上野さん

これで私も働ける!新しい働き方で充実の新生活へ
お名前 上野由紀恵さん(43)
同居人 家族(夫 子供3人 犬)
職 種 看護師
経 歴 小児科・整形外科・消化器外科・泌尿器科・婦人科 訪問看護

入社時の状況

怪我により看護現場への復帰が困難な状況でした。一方で子育てが一段落ついた時期でもあったので、在宅でできるお仕事を探されていました。

質問:現在の仕事内容と、やりがいについておしえてください

回答:コールセンターの相談員です。 夜間や休日の体調不良でお困りの方に、お電話での相談対応をしています。 体調を崩されたお子さまについて、お困りのお母様・お父様からご相談を受けることもよくあります。不安なお気持ちに寄り添いながら一緒に考えさせていただく中で、「助かりました。ありがとうございます」と、安心されたお声で言ってもらえた時、役目を果たせてよかったと。とても嬉しくて、また明日も頑張ろうと思えるのです。 もちろん、急を要するものや救急隊へつなぐ場面など、緊迫したお電話も少なからずあるため責任の重さは感じています。しかし、自分が積み上げてきた専門的な知識・経験を活かしながら働けることにやりがいと有り難さを得られますね。

質問:このお仕事を選んだ理由を教えてください

回答:怪我により手を使っての看護ができない状態でした。 それまでは現場での仕事一筋で、看護師としての仕事に誇りとやりがいを感じながら過ごしていました。直接手を使えなくても、何らかの形で病気や怪我に困っている方のお手伝いがしたいな。私にできることはないかしら?と、たくさんの求人情報を探していました。 そんな中、こちらの求人を見かけて、在宅でできるコールセンターのお仕事に出会えたのです。 自宅にいながら、お電話で看護師の資格を活かして働けることに、すごく感謝しています。

質問:在宅ワークで良かったと思うところを教えてください

回答:移動・通勤や出発準備がない分、時間に余裕を多く持てること。 現場で働いていた時と比べると、シンプルに家のことに時間を割けるようになり助かっています。勤務前後の時間の使い方の選択肢の広がるところも魅力的な部分だと感じますね。 また、体への負担が少なく、どこにいても働けるという点もあります。 入社当初は、直接コミュニケーションが取れない点に難しさを感じたこともありました。 ですが今ではチャットや電話で報連相を徹底することで、必要十分な意思疎通ができていると体感しています。

質問:お家でのお仕事環境について教えてください

回答:やはりたくさんの情報を扱いますから、部屋をきちんと分ける。お仕事の際は「仕事中」というプレートをドアに下げておくなど、家族が入室しないように住み分けを徹底しています。 最初のころ、家族は在宅で働くというイメージがよくわからなかったようでした。 それが次第に、「在宅で働けるってすごいね!」と、無理なく理解してもらえました。今では応援してくれていますし、とても心強い味方です。

質問:これから在宅ワークする人へ一言メッセージ

回答:そうですね。やはり色々な事情や環境がある中で、自分の資格を活かして働ける仕事って 中々ないと私は考えています。最初はイメージが沸かないかもしれませんが、ぜひ勇気を出して「在宅で働く」という選択肢も選んでもらえたらいいのではないかな、と思います。

質問:これからの目標を教えてください

回答:「在宅ナース」というものが、ひとつの分野として広まっていけたら素晴らしいな、と。 もっとメジャーになればといいなと思います。 コロナ禍を経て、このような働き方はもっと伸びていく分野だと思いますので。 それから、私個人としてはセンターの皆さんとたくさんコミュニケーションを取りたいです。知識を深めながら情報なども共有できたら嬉しいです。

上野さんの1日

6:00 起床 朝食 子供見送り 入浴
9:00 午前勤務
12:00 昼休憩 午後勤務
15:00 午後勤務
18:00 夕食準備 夕食
21:00 家族での団らん
0:00 就寝